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耐震偽造問題
6月18日 共同通信より

関東地方などである宅建業者が、木造2階建て住宅681棟が強度不足で、

補修工事を始めたようです。同社によると柱と柱の間に渡す筋交いが、

不足していたようです。




どうしてこのようなことが起こったか、内部事情がわからないので、

何とも言えませんが、まず木造2階住宅にはそもそも構造計算書は

不必要で、設計者の判断に任せられることにあります。

実際に作っている大工さんは本来わかるのではないかと思いますが、

自分の仕事に誇りを持っている職人さんが、どうも少なくなって

きてるのではないでしょうか。もちろんこだわりをもって仕事を

している方も大勢いらっしゃいます。

しかしこのような事件が最近多く起きているのはコスト削減の

しわ寄せが実際に施工されているものにきているから

ではないでしょうか。

折角高等な技術を身につけて、仕事を行ってもそれに見合う

収入がないと、特に今の若者には魅力ある職業にはならないの

ではないでしょうか。

旧来は棟梁と呼ばれる方が、すべて取り仕切って家づくりを行って

おりましたが、現在はハウスメーカーが多く、間に入る営業マンにも

もちろん収入が必要となります。景気が悪く競合が多くなると、

どうしても価格競争になってしまいます。そこで値引きを行うと、

そのしわ寄せが工事を行うものに全てきてしまいます。

これではなかなか良いものは作れません。

できれば家を造りたい人が、設計者、施工者(大工)などを選べる

構造になると、それぞれプライドを持って仕事できるようになり、

しっかりした建物が出来上がるのではないでしょうか。



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テーマ:不動産 - ジャンル:ビジネス

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