ゼネコンやハウスメーカーを経験した一級建築士が、多くの方が安心した生活を送れるような情報を提供。また、購入した住まいが、欠陥住宅や悪質リフォームの被害に遭わないようなに、日常の生活情報よりコメント。
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木造住宅の耐震審査 22年ぶり義務化
9月1日 朝日新聞によると

耐震強度偽装事件を受け、建築確認制度の見直しを進めている国土交通省は、2階建て以下の木造住宅の建築確認の際、省略していた耐震強度の審査を、今年度中にも義務化する方針を固めた。東京の建売会社が建てた700棟近い木造住宅で強度不足が発覚したことなどから、特例扱いの廃止が不可欠と判断した。設計能力の劣る建築士の排除が期待される一方、負担が増える自治体や民間検査機関の業務に影響が出そうだ。
姉歯秀次元建築士による耐震偽装事件では、ホテルやマンションの構造設計のずさんさを、自治体や民間検査機関が建築確認の際に見抜けなかったことが問題となった。再発防止のため、国交省は先の通常国会で建築基準法を改正し、中規模以上の建物の審査を厳格化したが、木造住宅の対策は手つかずのままで、耐震性の確保は事実上、業者任せだった。
 


確認申請の際省略される項目が多くなった途端に、一連の事件が相次ぎ、再度審査の項目が増えることに今後なるでしょう。建築士の資格を持ったものを信用してそもそも省力化されたのですが、世間の皆様も同じと思いますが、建築士の信用が薄れていった結果やむを得ないことでしょう。事件解明には法律を厳しくすることだけなく、業界の常識(=世間では非常識)なことを改めなければ全く改善されません。

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欠陥住宅保険 業者に加入義務
7月18日朝日新聞によると

耐震強度偽装事件をきっかけに、欠陥住宅への補償を強化する仕組みを検討してきた国土交通相の諮問機関「住宅瑕疵担保責任研究会」は、18日に公表する報告書案で、すべての住宅事業者に対し保険への加入を原則として義務づける方向性を打ち出す。欠陥マンションの販売業者が倒産した場合でも、購入者は保険金で補償を受けられる。ただし、故意に耐震強度を偽装した物件は対象外となる。国交省は、報告書の提言に基づいて保険の制度設計を進め、次の通常国会で関連法の改正をめざす。




保険制度が出来上がると、販売業者が倒産しても保証を受けられるという安心感はありますが、一般の方が購入の際に、建物の設計に故意に偽造があるかどうかは判断することは不可能です。保険会社の側で専門家を置き、事前にチェックを行い建物が保険の対象になるかどうか判断できるようになると、故意の耐震偽造の建物はなくなるとは思いますが。

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住宅管理装いフィルター販売会社業務停止命令
7月12日朝日新聞によると

新築マンションの入居者らを狙い、管理会社などと関係があるかのように装って換気扇用フィルターなどを売りつけたのは特定商取引法違反(不実告知など)にあたるとして、経済産業省は訪問販売業者2社に対し、業務停止命令を出す方針を固めた。全国の消費生活センターなどに「マンションに住む人は買わなければならないのかと思った」などといった相談が年間数百件寄せられていたといい、こうした手口での訪問販売をめぐる同省の行政処分は初めてという。
両社の営業担当者は新築のマンションや戸建て住宅を訪問。「マンションの工事関係の業者です」「管理会社の許可を得て、皆さんのところに設備の説明に回っています」などと虚偽の説明をして勧誘したという。
また、「フィルターの点検に来ました」などと言うだけで、商品を売りつける目的を明らかにしなかったうえ、断ってもしつこく勧誘する行為もあったという。住民の一部は契約を結んだ後に管理会社などに問い合わせ、だまされたことに気づいたという。
1件あたりの契約額は数万円から約60万円。同省は合計で数十件の被害を把握しているという。




1件当たり60万円も被害を被っている方もいらっしゃるようで、あいかわらず訪問販売の会社による悪質な勧誘は後を絶ちません。以前も何度かこのブログでお話ししましたが、その場で契約しないこと、家族や知人などに相談してみることが重要です。さらにはその商品を購入しなかった場合のリスクをご自身で一度考えてみると冷静な対応できると思われます。無駄な出費は控えたいものです。
耐震偽造問題
6月18日 共同通信より

関東地方などである宅建業者が、木造2階建て住宅681棟が強度不足で、

補修工事を始めたようです。同社によると柱と柱の間に渡す筋交いが、

不足していたようです。




どうしてこのようなことが起こったか、内部事情がわからないので、

何とも言えませんが、まず木造2階住宅にはそもそも構造計算書は

不必要で、設計者の判断に任せられることにあります。

実際に作っている大工さんは本来わかるのではないかと思いますが、

自分の仕事に誇りを持っている職人さんが、どうも少なくなって

きてるのではないでしょうか。もちろんこだわりをもって仕事を

している方も大勢いらっしゃいます。

しかしこのような事件が最近多く起きているのはコスト削減の

しわ寄せが実際に施工されているものにきているから

ではないでしょうか。

折角高等な技術を身につけて、仕事を行ってもそれに見合う

収入がないと、特に今の若者には魅力ある職業にはならないの

ではないでしょうか。

旧来は棟梁と呼ばれる方が、すべて取り仕切って家づくりを行って

おりましたが、現在はハウスメーカーが多く、間に入る営業マンにも

もちろん収入が必要となります。景気が悪く競合が多くなると、

どうしても価格競争になってしまいます。そこで値引きを行うと、

そのしわ寄せが工事を行うものに全てきてしまいます。

これではなかなか良いものは作れません。

できれば家を造りたい人が、設計者、施工者(大工)などを選べる

構造になると、それぞれプライドを持って仕事できるようになり、

しっかりした建物が出来上がるのではないでしょうか。



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